■
バギーチャンプ、ワーゲンオフローダー スリッパークラッチ作成の巻き
slipperclutch Sand Scorcher Buggy Champ
spur gear 0.5Mod 85T(df-03 spur gear)
pinion gear 0.5Mod 17T
gear ratio 10:1
去年の9月頃に作成。掲示版だとスレを占有したり巻き添え規制で書き込みが出来なかったりと色々面倒なのでブログなどに移動です。
DF-03のスリッパークラッチを使い作成しました。おおまかな流れとしては、ワーオフの純正アイドラーギアをシャフトより引き抜いてスリッパーシャフトについているギアとコンバートする作業です。簡単なお仕事です。
DFについているスパーギアがRC界では特殊な0.5モジュール(0.5M)なので対応するピニオンが入手困難です。
私は日本国内をネットで探しましたが見つからないので海外通販でGETだぜ
軸穴3.17mm 歯数17 (3.17mm/0.5M/17T) DF -03 85Tスパーに対応。
モーターが固定の為にぴったりの歯数のピニオンギアが必要です。
スリッパーセット付属の82Tスパーの場合は20Tの0.5Mのギアです。
2ちゃんねるの同志の方によればアスチュート用にスチールピニオン20Tが存在しているとの確定情報です!サンクス☆
んで、DF-03の調整用のキャップ ”黒乳首ちゃん” を取り付けたカバーの作成をして完成です。
ギア比は17T/85Tで10:1なので車体の重いコイツには良い塩梅(あんばい)
コースにて実走行しておりますが、不安だった取り替えたギアの脱落等、ジャンプなど繰り返してもトラブルもなくほっこり^^)v
ワーオフ標準の真鍮ギアはシャフトにガッチリ圧入されてますので、画像の様な肉厚のパイプや高ナットなどで万力を使ってピニオンリムーバーみたいな原理で抜きました。
万力はクチの開く幅が広くて大きな物がチカラもあり有効です。
それぞれのシャフトから抜いたギアを入れ替えします。
万力を使いシャフトが曲がらないように、ギアを抜いた手順の逆の工程で工夫をして再圧入です。
ギアボックス側に少々の加工を施します。①のシャフト穴を8mmドリルで2~3mm堀ります。深く掘り過ぎないようにして下さい。
精度は必要ありませんので、あせらずゆっくり掘り込みます。この部分はスリッパープレート背面にある飛び出し部分を格納する穴になります。スパーギア&スリッパープレートがモーターホルダーやギアボックスカバーに干渉しない様に調整します。
写真②のベアリングの右にある真鍮パイプがスパーギアの飛び出し具合を調整するものになります。
これがないとスパーギアがギアボックスに干渉してしまう為にかならず必要になります。
スパーギアを取り付ける時にスリッパーパッド、プレートのズレに注意をしてください。少しでもパッドがズレると、スパーが歪んで回転します。
ピニオンを外した状態でタイヤを回してスパーを空回してブレがない事を確認したのちにピニオンを付けてください。
どうしてもブレがあるようならスパー調整の真鍮製カラーの切り口の水平度も影響しています。
1.5mm厚の樹脂板から丸く切り抜いてキャップ用の台座を作ります
1枚はキャップの形に合わせて、もう1枚は切り欠けが無いものを
2枚合わせて接着いたしました。
キャップをDFと同じ様に取り外し出来るように
キャップをはめて90°ひねって固定します。現時点ではプラステックの弾性で固定して不都合は無いですがゆるくなってきたらバネ等で押さえようかと思います。
これは、限定パーツのスモークキャップです。スケスケ大好きな僕としては高い送料を出して購入したものです。
シャフトについている青いアルミナットですが、付属の皿ナットだと、ネジの掛かりが浅い為(改造による弊害)、薄型の4mmナットを付けてます。
この他、スリッパーに関してもっと簡単に出来そうそうな2つ程構想があるのですがお金が無いために実験出来ません!
※追記:真鍮カラーがアイドラーギアを押し付けてしまう構造です。Eリングを所定の位置につけるとか対策はありますが、回転が少し鈍くなりそうですね。