その3


外径5mm,内径4mmのパイプを探してきます。
タミヤの中空パイプが良いです。デザゲやMシャーシに付属してます。

ホームセンターで売ってますが、真鍮が主なので鉄製のタミヤのほうが強度もあり良いでしょう

パイプカッタープラスドリルで18mmに切ります。画像の様な切り方は邪道ですが大好きです。

パイプカッターを使うと、パイプが”転造”により切り口が狭くなる為に
やすり等で整えておきます。

DB01のシャフトが4mmなので先ほどのパイプを被せて使う訳です。
イモネジ用の穴を開けて、シャフトにはDカットを施します。
Dカットはリューターやピニオン加工の時に使った100均のダイヤモンド平ヤスリで加工出来ます。

んで、今回のグラホやDTに使う32ピッチスチールピニオンギアですが・・
これが無いと全てが始まりません。
0.8モジュールの5mm軸穴ピニオンを用意すればOKですが探すのが大変ですよね。使用するピニオンそれぞれに歯幅とかイモネジ部のボス部分の長さとか違う事になるので各自で調整願います。

私が使用しているのは、香港の通販会社HobbyKingから購入しました。
ピニオン1個$3.5ほどで送料も小さな物なら500円以下で送ってくれます。

ほとんど英語が出来ない私ですが、海外通販を説明しているサイトとかで
勉強しました。


上のパーツを組み合わせたのがコレになります。

スプリング側ベアリング:フランジ付き840
ピニオン側:フランジ付き850
ピニオン:32P 17歯 シャフト穴5mm
スパーギア:TRF201 48P 77T
フランジベアリングが小さい為にギアボックス内で左右の遊びがあると外れてしまうのでシムなど使ってガタをとります。

ノーマルデフとスリッパーパッドの面がギリギリです。デフシャフトの5mmカラーにワッシャーを追加してこのクリアランス。

ネジを締めて形の確認

反対側 ベアリング付近の余分なところは切り落としました。内部のガイドになってくれた薄い壁も落としておきます。


ギアボックス自体の加工は5mm穴を8mmに2箇所拡げるだけですけど、穴の精度が全てですね。

48Pピニオンが現在、手持ちでないので動作確認は後日となります。

以前に買ってあった(マイティフロッグベルト化の為)48P 28Tを
発見した為入れて見たところ、バックラッシュがかなりキツメですが合いました
1枚減らして27Tが適合かもしれませんが、ギア比が77T/28Tで8:1と標準よりさらに高速タイプになってしまう為に77Tスパーはここで使用する事をあきらめます。
代わりにTRF201にもう1つ用意されている79Tスパーを入れてみました

当初は各部のクリアランスに余裕を持たせる為に77Tスパーを選びましたが79Tスパーで本当の限界です。で、スパーの歯が2枚増えたのでピニオンは2枚減る事になりますので26T-25Tのどちらかになります。
79Tスパー/26Tピニオンで8.9:1 と許容範囲に収まります。25Tピニオンなら、なお好都合ですね。